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 いやだいやだの絵本に続き、出産祝いにいただいた絵本、知らざあ言って聞かせやしょうを紹介する。これは歌舞伎の白波五人男の一人弁天小僧菊之助が諸肌脱いで言うセリフを絵本にしたもの。

 「知らざあ言って聞かせやしょう。浜の真砂と五右衛門が、歌に残せし盗人の、種は尽きねえ七里ケ浜、その白浪の夜働き、以前をいやあ江之島で、年季勤めの児ケ淵、百味講でとらす蒔銭を、当に小皿の一文子、百が二百と賽銭の、くすね銭せえだんだんに、悪事はのぼる上の宮、岩本院で講中の、枕探しも度重なり、お手長講の札付きに、とうとう島を追出され、それから若衆の美人局、ここや彼処の寺島で、小耳に聞いた音羽屋の、似ぬ声色で小ゆすりかたり、名さへ由縁の弁天小僧菊之助たぁ、おれがことだ」

 このセリフが迫力のある絵本で紹介されている。おとなもこどもも楽しめる絵本。自己流のなんちゃって歌舞伎風の読み方でふみまさに読んであげている。ふみまさはぽかーん。おとなのほうが楽しんでいる、不思議な絵本。歌舞伎は観たことがないのだけれど、この本を読むと観てみたくなる。そして本物のセリフ回しを聞いてみたい。

 編集を手がけた斎藤孝は「知らざあ言って聞かせやしょう」ともコンセプトの近い「声に出して読みたい日本語」の作者で、他にビジネス・パーソン向けの本も多数出版していて僕も何冊か読んだことがある。テレビで偶然観た日テレの世界一受けたい授業の第1回目の放送でも段取り力の授業をしていた。その斎藤孝が関わった本に、出産祝いの絵本でめぐり合うのは少しだけ不思議な気分。斎藤孝の露出度が高いだけかもしれないけれど。

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知らざあ言って聞かせやしょう
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著者:河竹 黙阿弥 (著), 飯野 和好 (編集), 斎藤 孝 (編集)
出版社:ほるぷ出版
ISBN:4593560470
出版:2004/7/15

投稿者 yhiroaki (2005年07月04日 23:25) | クリックするとコメント画面へ (0)
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 ふみまさの出産祝いに頂いた、せなけいこの絵本を紹介する。いやだいやだの絵本という絵本で、にんじんもじゃもじゃいやだいやだねないこだれだの4冊がセットになっている。1969年の発行で僕が持っている本でもう79刷の、超ロングセラーだ。

 絵本というか、切り絵を撮影したものになっている。いろいろな材質の紙や毛糸やフェルトのような素材を使って構成された味わいのある画面になっている。そして、なんとも言えないストーリー。例えば、ねないこだれだは、夜の9時を告げる時計のページから始まり、こんなに遅くまで起きてるのは誰?もうオバケの時間だ。寝ないこはオバケになってとんでいけ〜となって終わる。初めて読んだ時には目が点になった。そんな、救いもなにもないストーリーでいいの?という感じ。

 いやだいやだは、いやだいやだと言ってると、お母さんもいやだいやだと言い始めるし、大好きなケーキもいやだいやだと足が生えてどこかにいってしまう。主人公のこどもがぽつんと取り残されて終わる。

 でも、このなんともいえないストレートでシンプルなストーリーがこどもには受けるみたいなのだ。買った人の声でも、面白さがわからないが不思議とこどもは喜ぶという感想をよく目にする。おとなはストーリーの起承転結を考えてしまうが、こどもはちがう見方をするのだろう。作者のせなけいこは現役のおかあさんだったそうだ。自分のこどもが喜ぶものを試行錯誤する中でこの本ができあがったのかもしれないなと思う。

 そういえば保育園の連絡帳でねないこだれだの話になり、保育士のかたから「私も大好きなお話です。」というメッセージが書いてあってびっくりした。ホントにホント?

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いやだいやだの絵本
いやだいやだの絵本
著者:せなけいこ
出版社:福音館書店
ISBN:4834030075
発行:1969/11/10

投稿者 yhiroaki (2005年06月25日 13:13) | クリックするとコメント画面へ (2)
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 聖路加国際病院の理事長で、90歳を超えて現役医師を続ける日野原重明さんの愛についてのメッセージ、テンダー・ラブを読んだ。

(目次より)
第1章 訣れのときでさえ、人は、愛を交わすことができます。
第2章 愛とは、誰かの心に希望の灯をともすことです。
第3章 恋するハプニングが愛を生み、他人を受け入れることで愛は育ちます。
第4章 誰もみな孤独であってはなりません。だから愛を示しあうのです。
第5章 人はいつも、何と多くの愛を与えられていることでしょう。

 年齢を感じさせない論理的な語り口と、こころのひだを優しく包み込む柔らかい視線で、著者が診察した多くの末期患者を中心に愛のエピソードが淡々と綴られている。読むとこころの中のささくれだった部分が癒されていく。例えば、クルマを運転していて他のクルマの乱暴な運転に腹がたちそうになるとき、そんなことでイライラしてどうしようというんだと自分に問いかけるような、そういう影響力をもった本だと思う。

 僕が一番印象に残ったのは、著者が最近みたDVDについてのエピソード。「ペイ・フォワード」という映画が紹介されている。社会科の授業で「もし君たちが世界を変えたいと思ったら何をするか」という宿題をだされた少年がよくよく考えた末に「ペイ・フォワード(先に贈る)」というアイデアを考えつく。誰かの善意に感謝する「ペイ・バック」ではなく、「ペイ・フォワード」はまず自分から何かを差し出すというもの。
 そんなのなかなかできないよ。でも、できることからやってみようと映画を観る前から思わずにはいられない。機会をみつけてDVDで観てみたいと思う。

 最近気持ちが疲れていると感じるかたは読んでみてはいかがだろうか。

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テンダー・ラブ
著者:日野原 重明
出版社:ユーリーグ
ISBN:4946491392
発行:2004/10/5

ペイ・フォワード
監督:ミミ・レダー
出演:ハーレイ・ジョエル・オスメント, ケビン・スペイシー, その他

投稿者 yhiroaki (2005年06月16日 00:12) | クリックするとコメント画面へ (0)
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 先日新幹線に乗る機会があり、乗っている間に読む本を何か買おうと思って駅の本屋で購入。電車の中で読むのにちょうどいい分量。そして面白い。表紙をめくるといきなり「だらだら地獄を、抜け出すには?」という見出しで始まっていて、

「どうしようかな、やろうかな」と考えているくらいだったら、とっととやったほうが早いってこともわかってる。」
でもね、・・・
ときて、ページをめくると、「脚に力を入れろ!」と大きな字で書いてあって、うつ伏せに寝転がっている著者自信のイラストの足のあたりにココだって印がつけてある。さらにページをめくると、脚に力を入れてぐぐっ、もう一息というイラスト。そしてもう1ページめくると「天高くコブシを突き上げよう!!」という見出しとともにシャキーンとなった著者のイラスト。
  • コブシはギュッとにぎる
  • 目線の角度は上向き60度
  • 片方の手は腰
  • 脚は肩幅くらいに開く
という指示つき。さらに次のページでは「ホントだよ。ウソだと思うなら、やってみてください」と結ぶ。
 いやあ掴みはOK。書店でこの本を手にとってここまで立ち読みした人はレジに持っていってしまうと思う。僕の説明でなんですかあ?と思った人も本屋で一度みてみて欲しい。売れているのもうなづける。本のなかにはキッパリ生きる方法が60書いてあって、膝ポンの項目もあれば、首をかしげる項目もある。項目は自分で考えればいいのだと思う。キッパリ生きよう。1冊読んでみるとそういう気持ちになってくるから不思議。お試しあれ。

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キッパリ!―たった5分間で自分を変える方法
4344006542.jpg
著者:上大岡トメ
出版社:幻冬舎
ISBN:4344006542
発行:2004/7/30
HiLOGの評価:★★★★☆

投稿者 yhiroaki (2004年11月21日 00:00) | クリックするとコメント画面へ (0)
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 空飛ぶベビーカー/育児ハピネス百科に続き高野優の育児マンガとエッセイを読んだ。このシリーズは4冊の連続ものになっていて読み出すと止まらない。Honeyは何度も読み返しているみたい。育児について考えさせられるし、なにより元気がでる本。読んでいると肩の力が抜けてくるのがいい。どれか一冊読むと、彼女の本を全部読みたくなってくる。

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ISBN:4062119412
発行:2003/7/11

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投稿者 yhiroaki (2004年11月03日 16:47) | クリックするとコメント画面へ (0)
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