[家族] クモ、出現!

 僕は比較的虫が苦手じゃない。いや、そうは言ってもこどもの頃のようにミミズをつまんだりすることはもう一生ないと思うけれど。でも、家のなかに地蜘蛛くらいいてもなんとも思わないし、ゴキブリを見てもまあそりゃゴキブリくらい居るよなくらいの感想しかわかない。蚊に刺されてもまあしばらくの間痒いだけなんじゃないか、相手は命がけなんだしと思うこともある。

 蚊の場合はそれでも普段は反射的に殺そうとするし、僕よりは共存志向でないHoneyやふみまさの要請を受け入れて、家の中に進入した虫を窓の外に追い出す役目も引き受けている。

 そんな、ひょっとすると世の中基準では変わった人かもしれない僕が一番苦手なのは大きな、足の長いクモだ。こどもの頃、実家の部屋の壁で何度か、この足の長いクモが張り付いているのを見つけて、心臓が止まりそうになるほどびっくりしたのを覚えている。見つけた後、何日かは布団で寝ている間に顔の上を歩いてきたらどうしようと小さな胸を痛めたものだ。

 そんなクモが我が家に出現した。第1発見者はふみまさ。平日の夜、ふみまさを残して行き倒れるようにうたた寝してしまったHoneyと僕。僕が目を覚ますと、ふみまさの様子がなんだか変なのだ。なんだか、ひっくひっくと啜り上げている。もう遅いから寝室に行こうと誘うと、途中にある別の部屋が視野に入るや否や、あっちは見ちゃ駄目!危ないから駄目!絶対駄目!と普段とは違うシリアスさで押し留められた。そして、Honeyがクモを見つけて原因がようやくわかる。

 Honeyとふみまさは寝室へ。僕がクモを追い出そうとするのだけれど、このクモなかなか賢くて、こちらが見つけているときにはすばしこく物陰に隠れるし、あてずっぽうでまわりをがさがさやっても出てこない。この日は結局追い出しを断念。

 それからも昼間は見かけないのだけれど夜になると出てくる。Honeyが「あのクモ、歩くと足音がする!」と言って嫌がっていた。出てくる度に追い出そうとするのだけれどうまくいかない。多分、害もないだろうし、迷い込んだだけなんだろうけれど、居つかれると精神衛生上よくなさそうだ。なんとかしなくちゃ。

何日目かに撮ったクモのアップ
アップで見ると結構恐い
何日目かに撮ったクモのアップ

(追記)
 写真をもとにネットで調べると、このクモ、アシダカグモという名前で、大きいので見た目は怖いけれど、人間には特筆するような害はなく、ゴキブリの天敵とのこと。ゴキブリなどのムシがいなければそのうち姿を消すらしい、ということがわかった。(家の中に出現するこの巨大なクモはに詳しい)

 じゃあ、このクモが居ついたらゴキブリがいっぱいいるっていうことなの?とHoneyが気色ばんだけれど、数日後には見かけなくなったので、ほっと胸をなでおろしていた。

投稿者 yhiroaki (2007年09月14日 15:22) | http://hilog.net/mt/mt-tb.cgi/828


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