2006年12月29日

 諸般の事情で引っ越すことになった。引っ越しは独身の時に転勤で1回、結婚した時に1回、今回で3回目だ。回を追うごとに家族も増えて、手続きも多くなっている気がする。なかでも今回一番気になるのは保育園だ。

 ふみまさはHoneyの育児休暇が終わったちょうど1歳のときに無認可の保育園に入園した。認可園は定員オーバーで年度の途中には入園できないことが多い。僕らの場合も次の年の4月に認可の保育園に入園した。この時はふみまさもまだ1歳半で、本人の中ではひょっとしたらショックがあったのかもしれないけれど、様子を見る限りスムースに新しい保育園に馴染んでくれたんじゃないかと思っている。

 今回は3歳2ヶ月。普段の会話のなかに保育園の友達の名前が頻繁にでてくるようになっている。自分のまわりとの関係が全と比べえ圧倒的に強い。前の時はふみまさに説明らしい説明をすることなく転園したけれど、今回はそういうわけにはいかない。引っ越しする日をいつにするかある程度僕らで決めることができたので、引っ越しをいつにして、ふみまさにはいつどうやって伝えるか、Honeyと相談を繰り返すことになった。

 結局、引っ越しの前後に正月の帰省を挟んだほうが新しい園にスムーズに入っていけるのではないかと思って、年も押し迫ったこの日に引っ越しをすることに決めた。いまの保育園には1ヶ月以上前には伝えないといけないし、保育園に伝えて僕ら以外の人からふみまさに伝わるのは良くないと思ったので11月の下旬に僕から伝えることにした。

 ちょうどこの頃、引っ越し先を下見や新しく買った家具の搬入などで週末毎に訪れていた。引っ越し先は荷物は何もないし、電気などもまだ通っていない。ふみまさが名づけたのは「さみしいおうち」

 僕からふみまさに「今度、さみしいおうちで暮らすことになったよ」と切り出した。「ふみくんのおもちゃはどうするの?」「おもちゃも全部さみしいおうちに持っていくよ」「机は?冷蔵庫は?テレビは?」「全部、全部持っていって、さみしいおうちは、にぎやかなおうちになるんだよ」Honeyと僕が交わす会話をいつのまにか聞いていたということなのだろうか、ふみまさは「どうして?」と聞いたり、「嫌だ!」とごねたりすることもなく、「わかった?」と僕が尋ねると、うんと静かに頷いてみせた。

引越しの荷造り完了
引越しの荷造り完了

 ちょうどこの頃に読んでいた絵本の1冊がたまたまクマくんのひっこしというのだった。クマくんの一家が引っ越す。その引っ越しの日、荷物を車に積んで出発するのだけれど、クマくんは忘れ物があるような気がして仕方がない。家に引き返して家中探してみるのだけれど忘れ物は見当たらない。クマくんはからっぽになった家中を探しながらそこにいろんな物が置いてあった様子を思い浮かべつつ全部の部屋にさようならを言っていく。そして忘れ物はさようならを言うことだったと気づく。僕が読んでもちょっと切なくなる絵本。

 引っ越し業者の人が荷物を全部搬出して、からっぽになった家に、ふみまさも「さようなら」を言って出発した。

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2006年12月24日

 ふみまさの3歳の誕生日のお祝いのときに機関車トーマスのケーキと、アンパンマンのケーキで迷った末に誕生日にはアンパンマン・ケーキをHoneyが作ってくれた。クリスマス・ケーキは去年、巨神兵のようになってしまったブッシュド・ノエルの雪辱を果たすプランも有力だったが、ふみまさの影響力は大きく結局、機関車ケーキを作ることになった。そう、機関車トーマス・ケーキではなく、機関車ケーキ。

 まず、四角くスポンジ・ケーキを焼いて、適当な大きさに切ったパーツを組み合わせて、スポンジケーキの間にイチゴを挟みながら機関車の車両に整形する。

機関車の車両に整形

 次に整形したスポンジケーキの表面に生クリームを塗る。石炭入れにはイチゴをヘタのほうを下に向けた並べて飾る。

表面に生クリームを塗る

 機関車の顔と車輪用に丸いクッキーを焼く。顔用のクッキーにはチョコレートで顔を描き、車輪用のクッキーはチョコレートでコーティングして、スポンジケーキの機関車本体に生クリームを接着剤代わりにしてくっつける。運転手席の窓にはハート型のクッキーをあしらい、運転主席の屋根にチョコレートを塗った大き目の長方形のクッキーを乗せて出来上がり。

機関車ケーキの出来上がり

 企画Honey、製作Honey&ふみまさ。機関車トーマスとはいかなかったけれど、なかなかの出来だと思う。

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2006年12月21日

 今日は仕事の関係で大阪にくることになり、僕は京都の実家に泊まることにした。昼間はいつものようにHoneyは仕事、ふみまさは保育園。Honeyが仕事帰りに保育園に迎えに行ってくれて、いつもと違うのは僕が帰ってこないこと。

 実家の父と一杯やりながらあれやこれやと積もる話を始める前に、Honeyに電話をして、何か変わったことがないか聞いてみる。変わりないとのこと。その後で、ふみまさに電話を代わってもらう。実家の父に電話をした時などに僕らが話した後でふみまさに代わることはこれまでに何回かあったのだけれど、考えてみれば僕がふみまさと受話器越しに話すのはこれが始めてだ。

 これまで何度か試してみたかぎり、実家の父等とふみまさの電話での会話はあまり続かないようだった。ふみまさが喋れるようになる前に様子を見せようとWebカメラを実家と僕の家に導入して今も使っている

 でも、今日の電話で僕が「ちゃんとご飯食べた?」と尋ねると「うん」と応えるし、「何を食べたの?」と聞くと「ふりかけご飯」と応える。ちゃんと会話が成立してる。多分、僕が相手だからなのではなく、電話でも会話ができるようになったんだ。これで、Webカメラを使ってないHoneyのほうの実家に電話した時にも、ふみまさの声を聞かせてあげられる。まあ、そんなにありがたいもんじゃないけどね。

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2006年12月10日

 我が家のよくある風景。前の晩にふみまさを寝かしつけながらHoneyも僕も寝入ってしまい、夜にはお風呂に入れずに朝起きてからバタバタと入浴するというもの。朝、Honeyが僕を優しく起こしてくれると、僕はまだ寝ているふみまさのパジャマと下着を脱がせて裸にし、自分自身も裸になり、この期に及んでもぼうっとしているふみまさを抱きかかえ風呂場に入る。かかり湯をして湯船に入り膝の上にふみまさを座らせてしばらく浸かる。洗い場でふみまさの身体を洗い始める頃ようやくふみまさも目が覚めてくる。頭を洗ってふみまさを送り出しHoneyに預ける。

 ふみまさは普段お風呂に入りたがらないことの多い。こうするとゴネはじめる間も無いので、ただでさえ1分が貴重な朝の時間を浪費しないためにも、この手を使ってきた。ふみまさも別に嫌がることもなく成されるがままだった。でも、先日は違っていた。お風呂でかかり湯のために立たせると烈火のごとく怒り始めたのだ。「お風呂、嫌だった〜!」「あがりたい、あがりたい!」「嫌だ、嫌だ、イッ・ヤッ・ダッ〜!」

 自分の意思でなく、しぶしぶでも合意するプロセスを経ることなく、嫌いなお風呂に連れてこられたことが我慢できない様子。いや、僕もいつまでもこのやり方が通用するとは思っていなかったよ。そうか、ふみまさの自我もここまで育ってきたか。それはそれでお父さんはうれしいよ。

 でも、やっぱり楽ちんな方法が捨てきれなくて、数日後に同じシチュエーションでもう1度だけと、性懲りも無くこれまでの方法を試してみた。だって、この間はたまたまご機嫌が悪かっただけかもしれないから。そして、やっぱり同じようにふみまさ噴火。

 これでこれまでの方法と決別する覚悟ができたよ、ふみまさ。もうふみまさが寝ている間に寝巻きを着替えさせたり、お風呂に入れたりしないよ。だから、僕が朝起こしたら、あんまりゴネずに、起きて、お風呂に入って、着替えてくれ。

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2006年12月03日

 年賀状の素材になる写真を撮影しようとイノシシに関する場所がないかネットで調べたり、知り合いに聞いたりして天城いのしし村というイノシシに関するテーマパークがあるのを突き止めた。ちなみに今年出したの年賀状のためにイヌと触れ合える場所を探して、つくばわんわんランドに行って、この施設にいる比叡という名前の、アルプスの少女ハイジにでてきたヨーゼフと同じセントバーナードの犬をレンタルして一緒に記念撮影したものだ。

 天城いのしし村は伊豆半島の中央部にある。実は9月に友人が伊豆半島の先端のほうの浜辺に海水浴にクルマで連れていってくれたことがあって、その帰りにいのしし村に寄ってもらったのだが生憎の雨で目指す写真が撮れなかった。この日は満を持して年賀状の写真を撮るためだけに伊豆までドライブすることにした。

 天城いのしし村は、下田街道という伊豆半島の幹線道路に面して、まあドライブの途中に休憩によるような場所。広い駐車場があって、イノシシ鍋が食べられる食堂があって、猪に関するお土産が売っている。入場料を払ってイノシシ・パークという施設に入ると、イノシシ、ヤギ、ヒツジ、ロバ等の動物がいる。ヒツジやヤギのいる柵に入って、エサをあげることもできる。食べ過ぎないようにだと思うのだけれど、エサは有料で用意してあったものがなくなり次第終了するシステムになっていた。

 ふみまさを抱いたHoneyがヤギへのエサやりに挑戦。エサを持った2人が入るや否や殺到するヤギ。ふみまさもヤギに圧倒されながらエサやり。奪われたというほうが近いかも。エサがなくなるとサッと離れていくヤギに、Honeyがドライなヤギね、と呟く。

ヤギにエサをあげるふみまさ
ヤギにエサをあげるふみまさ

 1日に何回か決まった時間に、イノシシが競馬のように競争するイノシシ・レースと、曲芸をするイノシシ・ショーというがある。ショーは時間の都合で観れなかったけれど、レースは観ることができた。イノシシの疾走ぶりは思っていたより迫力があって面白い。猪突猛進というくらいだからね。入場券の半券に数字が書いてあって、そのゼッケンを着けたイノシシが連勝複式で1着-2着に入るとグッズが貰えるのだそうだ。クジ運に見放された僕らは外れ。

迫力のイノシシ・レース
迫力のイノシシ・レース

 年賀状用の写真をしっかり撮り、食堂でイノシシ鍋を賞味する。9月に来たときにも食べたのだけれど、せっかくだからともう1度。ここの猪肉はカナダ産、国産、天城産の3段階あって、カナダ産で鍋を頼み、国産と天城産を肉だけ追加で頼むやり方で全部食べた。この頼み方も9月に来たときと同じ。食べ比べるのはやっぱり楽しい。

 同じ猪肉じゃないかと思うのだけれど、この3種は明らかに味が違う。カナダ産を食べた後に国産、天城産と食べ進むと、その度に肉の味わいに獣くささが増していくのだ。クセのある味なので苦手な人もいると思うけれど、僕らは大丈夫。ここに来る機会があればぜひ天城産を食べてみて欲しい。

試してみる価値あり、イノシシ鍋
試してみる価値あり、イノシシ鍋

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天城いのしし村
0558-85-0425
静岡県伊豆市湯ヶ島938

投稿者 yhiroaki (20:12) | クリックするとコメント画面へ (0)
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