風呂上り、浴衣に着替えて古屋旅館の夕食。以前、湯河原温泉の伊藤屋という旅館に泊まったときに夕食は全ての料理が最初に並べられてさあ好きなように食べてください、というスタイルだったのに驚いたことがあったけれど、古屋旅館はきちんと順番に出してくれる。やはり、熱いものは熱いうちに、冷たいものは冷たいうちに、こうやって給仕してくれるところはそれだけでうれしい。
ビールで乾杯。ふみまさはもちろんビールじゃなくて水だけれど。ふみまさには、仲居さんが玉子ふりかけご飯をふみまさに持ってきてくれた。あとは、父とHoneyが料理を分け与えてくれた。献立は写真の下のとおり。お造りも煮付けもデミグラスソース煮もおいしい。伊勢海老の殻焼きは少し淡白だったけれど、この料理はどこで食べても大抵こういう間延びした味になってしまうのでしょうがないのかなと思う。
料理の中段でしら魚がでてきた。湯飲みに水が3分の1ほど入っていて、そこに数匹のしら魚。生姜醤油を入れて飲み干す、しら魚の踊り食い。こどもの頃に食べたことがあったかもしれないが、大人になってからは初めて食べる。踊り食いにする必要があるのか?と自問しながら湯飲みを口元に。ここで、飲んでしまったら味もなにもないなあと思って咄嗟に噛んでしまう。ごりっと、新鮮な造りを食べたときの歯ごたえをより強くした食感。そのことに驚いてそのまま飲み込む。なんというか、覚悟のできてない食べっぷりになってしまった。
食事が早めに終わったふみまさは食卓のまわりをクルクルとまわりだす。筑波温泉ホテルに泊まった時もクルクルまわっていた。あの時は大座敷で食べていたのでまわりが気になったけれど、今回は部屋食なので気兼ねがなくていい。走り回るふみまさをHoneyと父が途中で止めてご飯を食べさせようとする。これくらいの頃になると僕は日本酒がまわってきて、意識があやしくなる。いつものパターンだなあと思いつつそのまま横になって寝てしまう僕・・・。
古屋旅館の食事

<お献立>
食前酒:梅酒
先付:豆乳豆富、生姜あん
前菜:ミニキャロット、コラーゲンうるい包み、姫竹、青パパイヤ黄身和へ、小鯛寿し、鱈子チーズ、ほたる烏賊、大豆茶巾、独活、菜ノ花、土筆白和へ
吸物:碓氷豆すり流し、玉子豆富、海老葛打、順才、小メロン、柚子
お造り:四種盛り、あしらい一式
焚合せ:羽二糝薯、鰻、銀杏、百合根、ふかひれ、青梗菜、雲丹、木ノ芽
強肴:・牛肉デミグラスソース煮、水菜、人参、じゃがいも、アスパラガス
・しら魚、生姜醤油
お凌:そば、かきあげ
焼物:伊勢海老鬼殻焼き、蕗、蕨、ポテト、百合根、はじかみ
揚物:子持白魚、海老団子、たらの芽、桜麩煎餅、レモン、山椒塩
酢の物:穴子、サーモン、ほっき、アスパラ、なめこ、大根おろし酢、セルフィーユ
食事:浅利竹の子めし
香の物
赤だし
水菓子:さつま芋、あずき、苺
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古屋旅館
0557-81-0001
静岡県熱海市東海岸町5-24
