[趣味諸々] 三笠公園と記念艦みかさ

 今回の三崎・横須賀観光のメイン・イベント、三笠公園にやってきた。国道16号線を走っていて、三笠公園の標識があったので曲がり、正面になにやら入り口というかゲートのような施設があったのでそのまま進もうとするとHoneyから「違う!違う!」と指摘される。正面は米軍横須賀基地の入り口だった。

 5,6年前に横須賀の花火大会を観に来たときにこのゲートから基地内に入って花火を眺めたことを思い出した。当時は花火大会の時には基地を開放していたが、同時多発テロがあったので今は開放していないのかもしれない。(未確認)

 三笠公園は「日本の都市公園100選」に選ばれた横須賀を代表する公園で、「水と光と音」をテーマに音楽に合わせて舞う噴水・豪放な壁泉などが配してある。噴水の中央には日露戦争において日本の連合艦隊を指揮した東郷平八郎元帥の銅像があり、その先の海に面したところに連合艦隊の旗艦 三笠が「記念艦みかさ」として展示されている。

 ここに来ることになったのは、大阪から遊びに来てくれた友人のリクエストだった。僕はちょうどいま司馬遼太郎の坂の上の雲を読んでいる最中だったので、もしやと思ってその友人に尋ねると、三笠公園にきたいというのは坂の上の雲の影響だった。やっぱり。

 坂の上の雲は明治維新の後から急激に西洋化を進め列強に伍しようとした日本が、日露戦争で陸軍においては当時最強といわれていたコサック騎兵に勝利し、海軍においては日本海海戦でバルチック艦隊を壊滅させた立役者である秋山好古・真之兄弟と、真之の学友で病と闘いながら俳諧の革新に挑んだ正岡子規の3人を主人公にした物語。文庫版は全8巻。

 僕は図書館で司馬遼太郎全集というハードカバーの、8冊が3冊にまとまった分厚い本を借りて読んでいたのだけれど、重くて大変だったのと、本を開くとほこりの臭いがつんときて辛かったのとでなかなか読み進めずにいた。さらに飲み会の帰りに電車の中で読んでいて、疲れたので網棚に置いたらそのまま忘れてしまい、結局出てこずじまい。自分の不注意が原因なんだけれど途中で読むのを中断していた。ちなみに、失くした図書館の本は、どうすればいいか確認したうえて、同じ本を購入し返却した。今は別の図書館で文庫版を借りることができて再開しはじめたところだ。

 東郷平八郎元帥の銅像のそばには「皇国興廃在此一戦」の文字が刻まれている。三笠の中は博物館として様々なものが展示されていて、秋山兄弟のことも紹介されていた。軍国主義を礼賛するつもりはないし、日露戦争にあたって日本に日本の言い分があったように帝政ロシアにも帝政ロシアの言い分があったのだろうし、両者の戦いの舞台になった清国にはまた別の見方があったはずだ。しかし、明治維新からまだ年月の浅い後進国日本において第一線の人達が奮闘してうありとげたことを想いをはせることは悪いことではないだろう。

 坂の上の雲を読み終わってから訪れるのが一番良かったのだろうけれど、件の友人がリクエストしてくれなかったら来ることは無かった。友人に感謝。読み終わって、もう一度来てみたくなったらまた来ればいい。

記念艦「みかさ」と東郷平八郎元帥の銅像
記念艦「みかさ」と東郷平八郎元帥の銅像

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三笠公園
046-824-6291
神奈川県横須賀市稲岡町82
(おでかけHiLOGで三笠公園の地図を見る)

投稿者 yhiroaki (2006年03月11日 16:30) | http://hilog.net/mt/mt-tb.cgi/708


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