2005年07月30日
横浜開港記念みなと祭 国際花火大会(前振り) で書いたとおり、今年は隅田川花火大会を船から見ることにして1年前から予約を入れていた。開港記念花火大会でふみまさの予行演習もばっちり。
浜松町駅で今回一緒にいっていただける夫妻と待合せ。駅からから少し歩いて船宿に向かい、そこから船宿の人に案内されて少し離れたところにある仮設のような桟橋から古川に浮かぶ船に乗り込む。船の甲板にはコの字型に座席が設営されている。お弁当と枝豆、飲み物券が配られて出港。船が風を切って進み始める。
今日は花火の集合時間の前に僕1人で広尾方面に行っていたので、東京フロインドリーブのアーモンドパイをお土産にしてみる。船の上で食べられるよう、買うときに4つ切りにしてもらう。Honeyとふみまさとは途中の駅で合流。Honeyは浴衣、ふみまさは甚平で登場。僕も駅ビルのトイレで浴衣に着替えた。
ビールと枝豆で4人で乾杯し、船の上から流れる景色を見送りながら飲む。今日は曇りで日差しが強くないのがいい。そう思っていると雨がぽつぽつ。強くならないといいのだけれど。船が花火を観るスポットに到着するまでの間、何度か雨が落ちてきたけれど、その後はなんとか天気が持ちこたえてくれた。船の上で雨降りはちょっとごめんなので助かった。
酔いも少しまわってきて枝豆も食べつくしたので、そろそろ弁当を食べようということになり、配られた弁当をあける。全然期待していなかったけれど、普通の駅弁よりはおいしい。川をずんずん進んで1時間くらいはたっただろうか、花火を打ち上げる浮島とまわりを取り囲むように待機する屋形船等の群れに遭遇。こんなに近くで観られるのか!と思ったのだけれど、そこは通り過ぎていく。あれ、どんどん遠くなるよ・・・。隅田川花火大会は第1会場と第2会場があって、僕らが観るほうとは違う会場だったみたいだ。
中央の緩衝地帯のような場所を挟んでもう1つの会場。屋形船やクルーザータイプの船等、花火を観に来たお客さんをいっぱい乗せた船がいっぱい。そこもとおりすぎていく。あれ?あれ?あれぇ?どうやら、船はそれまでに観戦スポットに着いた船の最後尾に着かないといけないルールになっているようだ。僕らの船も大きく回りこんで観戦スポットにつく。打ち上げの浮島からは少し離れた場所になってしまった。
船が止まってもかすかに揺れは続く。ビールで少し酔っているせいなのか船酔いというか気持ち悪くなりかける。ただ、そうこうしているうちに慣れた。打ち上げの1時間前や30分前、10分前と予鈴のように単発の花火がまだ明るい空にあがって気分を盛り上げてくれる。去年も同じ船で花火を観に来たという見ず知らずの夫妻と少し話す。ちょっと品はない陽気な旦那といった感じの人で誰彼かまわず話しかけては冗談を言っていた。
船の上から

そして、とうとう花火の打上げ開始。ちょっと遠いのと、運悪く風下にあたってしまった。煙がこちらに流れてきてしまい花火を隠してしまう。でも、煙に隠れない時もあってきれいに見える。そして、音がいい。パンッ、パンッ、パンッと大きな音。ふみまさも動じない。気に入っているのかどうかはわからないけれど。実は花火が始まるとふみまさの世話は一緒に来ていただいた夫妻に任せきりになってしまった。申し訳ありません。
Honeyに抱かれるふみまさ

開港記念花火大会でも上がっていたドラえもん花火はここでも上がっていた。ただ細部のギミックに凝ったものよりもオーソドックスな花火が多い印象。豪快な花火が多い。そして、花火はやっぱり音だと思う。花火大会の様子をテレビで観ていてもあまり面白くないのは音が貧弱だからだと思う。船の上は風が気持ちいい。そんなに広い場所が与えられるわけではないのだけれど、混雑がないのはすばらしい。ビールお願いします、と言うと、よく冷えたビールを持ってきてくれるのも。
花火
風下になって流れてくる煙が残念

これまでよりも一段と多くの花火が連発で打上げられて花火終了。いつもだったらここから帰りの混雑がまっているのだけれど、今日は出発地点まで船で1時間ほどかけて戻らないといけない。帰りは行き以上にびゅんびゅん飛ばす。ちょっとした遊園地のライドのようだ。1時間くらい余分にかかることを考えたら地上で観ているのとそんなにかわらないのだけれど座って待っていればいいのとでは大違い。船に揺られて面白がっているうちに到着。浜松町の駅に着いたらそこは花火の観戦スポットからは離れているわけで、電車も混んでいなくて気持ちよく帰ることができた。
今回ご一緒していただいたご夫妻に感謝。ふみまあの面倒をほとんどみていただいた。今度は違う花火大会を船から観るか、花火とは関係なしで屋形船で揚げたてのてんぷらなんぞ食べながら舟遊びしてみたくなった。
2005年07月24日
カフェ・ウィーンを後に長久手日本館に向かう。愛知万博にいこうと父に言ったときに、どこか行きたいパビリオンはないかと尋ねてリクエストされたのがここ。事前予約で操作方法を誤解していて一旦予約で全て埋まった後、しばらくするとキャンセルが出たのか予約できるようになって祈る思いで予約した感慨深いパビリオン。
マンモスのグローバル・ハウスの入り口で事前予約の登録がないと言われたこともあり、長久手日本館で同じことになったら大変と、こども神楽団を観ているときに3人分のチケットを持って予約状況の確認にいっておいた。そうするとマンモスも含めて3人ともきちんと予約されている。マンモスの入り口のチェック機の誤作動かと思ったが、どうやら父が前日のチケットを間違えてだしていたことが判明。これで安心。
長久手日本館の最初のゾーンは各所に配置されたモニターに環境問題など地球の危機が映し出されている。このゾーンを抜けると動く歩道があり、壁面には戦後60年間、10年毎にそれぞれの時代の家電など象徴的なアイテムが展示してある。4本足が斜めに突き出た角の丸いテレビなど。父は懐かしそうにしている。だんだん僕の記憶にもある時代。一番新しい時代の片隅にはファイナルファンタジー7が展示してあった。
そして中空のブリッジから見わたす上下左右、360度全方位の映像システムで魚の群泳や満天の星空などの映像を楽しむ。足元まで連なる、ほとんど継ぎ目を感じさせない映像システムはなかなか興味深いものだった。グローバル・ハウス ブルーホールでみたソニーのレーザー・プロジェクションは何年かしたら家庭に導入されるかもしれないが、こういう全方位映像システムはやはりイベント会場ならではじゃないだろうか。
ブリッジを渡った向こうには竹をイメージした大きなスペース。体重をかけると床が少し沈み込むのが面白い。レーザー光線を使った色んな映像表現が繰り広げられる。前の全方位映像システムはプログラムが終わったらハイこれで終わり、次に進んでくださいというタイプだったが、ここはいつまででも居られる。そういうのがまたなごむ。これは絶対天然の竹だと思ったものが実はダンボールに光をあてたものだとスタッフの人に教えてもらい驚いた。

ところどころ展示スペースのような場所もあって、ナノテクノロジーを使って(?)、淡水魚と海水魚を共存させている水槽等があった。この水槽の前でも写真を撮ったのだけれど、ちょうど魚がほとんどいない時だったみたいで少し残念。長久手日本館は期待にたがわないパビリオンだと思う。
入場ゲートに向かう途中、散策の森の花壇で記念撮影して万博会場を後にした。

名古屋駅に戻り駅側の地下ショッピングセンターにある矢場とんエスカ店に向かう。矢場とんは名古屋の味噌カツの有名店で銀座にも進出していて、銀座店には僕もいったことがある。やっぱり名古屋にきたら味噌カツも食べないと、と思って味噌カツの弁当を買った。新幹線の中で食べようという計画。
矢場とんのわらじとんかつ弁当

これで分刻みの万博旅行は完結。父は実家に戻ってから2日ほど疲れが取れなかったらしい。無理させてごめん。
2時40分から長久手日本館の事前予約を入れていて、死海のプールに入れなかったこともあって少し時間ができたので、オーストリア館のティールームにいってみることにする。オーストリア館に行ってみると入り口で行列ができていて20分待ちくらいだという。事前予約の時間があるのでどうしようかと躊躇していると、スタッフの人から普段はこんな待ち時間じゃないんですよ!と言われる。そんなこと言われても・・・と思うが、その勢いに負けて列に並ぶことに。
並ぶとすぐに、こどもが待っている間に退屈しないようにと用意してあったのだろう、マンガ小冊子を渡される。これがなんとも言えない味を出している。オーストリアはオーストラリアとよく間違えられるのだけれど全然違う国で、オース鳥アとオース虎リアというように鳥と虎で覚えて欲しいと書いてあった。ホントいい味。
オーストリア館には大きな滑り台があってソリにのって滑り降りることができる。こども達には大人気で行列ができていた。たまにおとなの人が滑っているがそんなにスピードが出るわけでもなく、微妙に寒い空気が流れる。それはそれで見物している分にはいいのだけれど。
滑り台のすぐ脇の狭苦しいスペースにカフェ・ウィーンがある。ここはウィーン市から正式なカフェハウスと認められた日本唯一のお店だそうだ。名古屋の三越にもお店があるらしい。オーストリアは昨年父が旅行した場所。ウィーンのカフェと味比べしてもらおうと思ったのだけれど、ちょっとお疲れでそれどころではなかった様子。分刻みのスケジュールに付き合わせてしまったのだから仕方ない。父はウィンナコーヒー、Honeyがザッハトルテとコーヒーフロート、僕はレア・チーズケーキとウィンナコーヒーをオーダー。

事前予約の時間が迫ってきているのであまりゆっくりする間もなく席を立つ。オーストリア館をでようとカフェのある2階から1階に降りると壁が氷でできているのに気づいた。みんなで触ってみる。アルプスの氷なのだろう。万博ならではの趣向だなあと思う。

長久手日本館を目指し歩いていくとオランダ館の前で、ミッフィーの着ぐるみと記念撮影できるコーナーがあるのを僕が見つけた。でもこども連れが列を作って待っている。もう時間がない僕らは残念そうなHoneyを無視して先を進む。いっそ教えてくれなければよかったのにとHoneyに恨まれる。
マンモスに別れを告げてお昼ごはん。北エントランス付近にあるトルコ料理レストランのソランで食べることにした。神楽坂にあるお店だそうだ。そう聞くとわざわざ万博会場で食べなくてもという思いもあるが、おいしくないものを食べても仕方がないので評判のいいここで食べることにした。Honeyと父はイズミール名物ミートボールセット、僕はトルコ風牛肉の回転焼、ドネルケバブセットを頼む。デザートはライスプリン。ライスプリンおいしい。
左:ミートボールセット、右:ドネルケバブセット

このレストラン、ステージがあり踊り子の女性がダンスを披露してくれた。手足がしゃきっと伸びきらない点を指摘してHoneyがやる気ないと酷評。僕を含めてこういうのに慣れていないノリも悪いお客さん相手じゃあしょうがないと僕は思うけれど。
地球温暖化などの環境問題対策として花や緑で覆われた緑化壁のバイオラングを抜ける。時々ミストが噴出して驚かせてくれる。壁の向こうには蓮池が広がっている。こども神楽団のヤマトタケルノミコトがヤマタノオロチを退治する演目を観劇しつつひと休み。

前日、勝手屋の店員の人から勧められたヨルダン館に向かう。ヨルダン館で売っているお土産で瓶の中にいろんな色の砂を詰めて砂漠の景色を描いているのがすごく綺麗で思わず買ってしまったのだという。ヨルダン館のメインは死海のプール。死海の水をタンカーで運んできてプールにしてある。1人10分間その死海のプールに浮かぶことができるのだそうだ!でも、行ってみると今日の受付は終了したとのこと。そんなことだったら朝一番で受付しに来たのに。でも、しょうがないね。
僕らは上から眺めただけ
うらやましい!

今日は朝一番、10時からマンモスの展示を観ることができるグローバル・ハウスのブルーホールの事前予約を入れいている。朝10時ということは昨日と同じ調子で朝の時間を過ごすと間に合わないということで、急いでホテルを出かける。入場ゲートは昨日と同じで長蛇の列。間に合わないかとどきどきしたけれど、9時45分頃入場ゲートを無事通過できた。ほっと一息。
ふみまさのオムツを替えたりしながら、急いでグローバル・ハウスに向かう。列に並んで入り口でチケットを見せて入場。ところが僕の父のチケットだけ事前予約がされていないとスタッフに言われる。えーそんなことないよー。でも番号をタイプミスしたんだろうか。狼狽していると、10mほど先のところを指差して、あそこで高齢者用の受付をしてもらえれば入れるので受付してきてくださいと言われる。高齢者用の受付には2,3人並んでいるだけ。2,3分で受付終了。無事全員でパビリオンに入ることができた。
グローバル・ハウスはブルーホールとオレンジホールという2種類のホールがあり、ブルーホールはソニーの、オレンジホールはNHKの施設になっていて、それぞれ別の予約が必要。僕らはブルーホールを予約していたので、ソニーのほうということになる。ソニーの展示はレーザー・プロジェクションという技術で、レーザービームを使った高精細で鮮やかな映像システムの紹介。2005インチのスクリーンなんだそうだ。
色々な統計データで地球の今を紹介している。例えば満員電車と同じような状態であれば世界中の全員ですら東京都の面積でおさまるという話。現実的な話ではないけれど興味深い。映画、マトリックスの世界が頭をよぎる。他には貧困に喘いで餓死してしまう人がいるが全世界で生産される食料は全人口をまかなうことができる。飢餓は生産能力の問題ではなく分配の問題だという指摘。そうなんだよね。
ソニーの施設を抜けてマンモス・ラボに進む。マンモス・ラボには1万年前に絶滅したマンモスの頭部と足がロシアの永久凍土から発掘されたものが展示されている。ユカギルマンモスと名付けられているのだそうだ。象のような灰色でシワシワの皮膚、3次元的に湾曲したキバの存在感が強烈。1万年の時を経てそこにある、ということだけで不思議な感動がある。
こどもの頃、はじめ人間ギャートルズを観て育った僕としては、あのマンモスの肉、ステーキにしたらどんな味がするのだろうと思わずにいられない。100億円あったら宇宙旅行に費やすか、マンモスを買い取るか。100億円じゃ買えないかな。不埒な考えはとどまるところを知らない。
2005年07月23日
愛知万博、長久手開場を後にして東山線の新栄を目指す。実は8時から新栄にある美山の味 勝手屋というお店に予約を入れていたのだ。JR東海超伝導リニア館でリニアモーターカーの実物を見学しなかったのは疲れていたのもあるけれど、お店の予約時間が迫っていたことも理由の1つ。新栄駅からお店に電話して、ちゃんといきますからと伝えるとともに、店の場所を教えてもらう。分刻みのスケジュール。
お店のあるあたりは昨日いった鳥勢のある栄周辺とはうって変わって寂しい場所。土曜日の夜のオフィス街。広い道路から路地に少し入ったところにお店がある。カウンター中心のお店の奥に細い廊下があって、その奥に座敷。座敷の壁には一面に有名人のサインが飾られている。牛タンの串焼き、馬刺し、金時草のおひたし、まぐろのカマのにぎりがお勧めだと聞いていたので頼む。他に鴨のたたき、さえずり等も頼む。
金時草のおひたしはむらさきの汁のなかに緑色の葉。この毒々しい見かけ、いったいどんな味なんだろうと思いながら食べると、なんというかほとんど味のない、少しぬめっとした食感の食べ物。不思議。馬刺しはたてがみ部分の脂が添えてでていきた。この脂、マーガリンのような見かけで味はあまりしない。新鮮な馬肉。お酒がすすむ。
牛タンの串焼きは最初に頼んでおいたのになかなか来ない。どうやら忘れられていた様子。出てきたときにはお腹が膨れてしまっていて評判の味を堪能することができなかった。残念。最後にまぐろのカマのにぎり。脂がのっていておいしい。
左上:鴨のタタキ、右上:金時草のおひたし
左下:馬刺し、右下:まぐろのカマのにぎり

満腹になってタクシーでホテルに戻る。運転手のひとに100m道路について話を振ってみると、少し前に通ったあたりだという。100mもあるように思えなかったけれど、気づかなかっただけかな。最近の若い人は100m道路とは呼ばない、という話を運転手の人から聞く。それは知らなかった。ホテルにたどり着くとすぐに爆睡。
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美山の味 勝手屋
052-241-8093
名古屋市中区新栄1-16-6
ドイツ館のビア・レストランを出たら午後3時頃になっていた。6時40分からJR東海の超伝導リニア館の事前予約が取れていたので、それまでどうしようかということになり、日立グループ館に並んでみることにした。5時から事前予約や整理券がなくても並べば観ることができると聞いていたので。
こんなこともあろうかと携帯用の折り畳みイスを旅行前に購入しておいたのだ。日立グループ館のところに来てみるとすでに結構な数の人が並んでいる。あまり遅くなるとJR東海の事前予約の時間を過ぎてしまう。ただ、どちらかといえば日立グループ館のほうが観たいなあと思って並ぶことにした。折り畳みイス大活躍。3時過ぎに並び始めて、この列は基本的には5時以降にならないと進まない。5時まで事前予約や整理券を持っている人達が観るだけだからだ。なので携帯イスに座ってゆっくりできる。朝からあっちにこっちに激しく動いていたのでひと休み。イスに座って4人とも寝たりした。
ふみまさも携帯イスでひと休み

実は日立グループ館は館内でライドに乗るので4歳児以上でないと入れないという年齢制限がある。お昼に整理券を手に入れようとしてパビリオンの前にいってスタッフの人に整理券のことについて尋ねたときに年齢制限の話になった。だったら、僕らは観る方法はないのですかと聞くと、実はチャイルド・スイッチという方法があるのだそうだ。大人が2人以上いれば1人が入り口のところでこどもと一緒に待っていて、もう1人が観終わったあとに入れ替わるというもの。最初にこどもを観ていた人も入れ替わった後は並び直すことなくすぐに観ることができる。ネットをみていると、年齢制限でこのパビリオンを断念した人も多いみたいだけれど、この制度もう少し宣伝してもいいのではないかと思う。
さて、そうやってようやく観れた日立グループ館。入場するとハンディ端末を渡される。これを館内のマークの付いた場所にかざすと、それぞれの場所に対応した希少動物の説明がハンディ端末に表示される。思わぬメジャーな動物も希少動物として紹介されていて驚く。次のコーナーではライドに乗り込む。ライドの上でスコープを頭にセットし、右手にセンサーをにぎる。スコープの中に動物の世界が繰り広げられ、右手でエサを投げたり、手のひらに動物を乗せたりすることができる。双方向で触れ合うことのできる映像システムという技術的な側面と、希少動物保護というテーマ性を兼ね備えたいいパビリオンだと思う。
チャイルド・スイッチ制度を使ったりして普通以上に時間がかかったので、事前予約の時間ぎりぎりになったけれど、JR東海の超伝導リニア館にも無事入ることができた。このパビリオンは超伝導リニアのスピード感を大型スクリーンで再現しようとしたもの。事前予約のおかげですぐに観ることができた。3Dスコープを被ったふみまさが絵的に面白い。Honeyは鼻が低くてスコープが止まらないと嘆いていた。幼児用のスコープじゃないんだからしかたないでしょと僕は思うけれど。
JR東海超伝導リニア館

ひたすらリニアモーターカーの走行映像で少し単調なことと、1日の疲れもでて睡魔に襲われる瞬間も。テーマ性に乏しいという点で他のパビリオンよりもつまらないように思う。3D映像よりも、パビリオンのそばに運び込まれた実物のリニア・モーターカーの展示のほうが迫力があった。中も見学できたのだけれど、今日は疲れたから明日にしようということになった。結局次の日もばたばたしていて、見ることがでなかった。その日のうちにできることはその日のうちに。
名古屋にくる直前に買った愛・地球博完全攻略マップ&ガイドというガイドブックで、オーストラリア館にワニ肉のサンドイッチがあるのを見つけたHoneyの希望で食べにいくことに。途中でコンビニでふみまさ用のおにぎりを買ったり、六甲のソフトクリームを食べたり。念のため会場内でサマージャンボ宝くじも買ってみたり。
オーストラリア館のファストフード・コーナーも結構な行列で買うまでに20〜30分かかった。目当てのワニ・サンドとオージービーフのハンバーガーを購入。ワニ肉は非常に淡白。パンがすごくチープなのが残念。味云々というよりはワニ肉を食べた、という満足感が大事。

食事後に巨大なヒスイの原石に触れるということでニュージーランド館に向かう。特に待つこともなく、さっと入ることができる。パビリオンの中には壁に展示パネルもあるが、基本的には奥中央に置かれたヒスイがメイン。巨大な緑色のヒスイ原石の上を水が流してある。触るとすべすべ。触りながら交代で写真を撮る。お手軽に楽しめるいいパビリオンだと思う。

そして、ドイツ館のビア・レストランへ。ここはいくつかの愛知万博の解説サイトで評判が高かったレストラン。大人が3人いるので3種類のビールとソーセージの盛合せを頼む。ビールはまわし飲み。ビール3種はどれも味わいが違って楽しい。また、エッセンに行きたくなってきた。

名古屋2日目。今日は朝から愛知万博に向かう。ホテルからタクシーで名古屋駅、名古屋駅からJR、リニモと乗り継いで愛知万博長久手会場のある、その名も万博会場駅にたどり着いた。人気パビリオンの事前予約がうまくいかなかったので朝なるべく早く入場して整理券を確保しよう、と思っていたのだけれど、なんだかんだ用意に時間がかかってしまい開場9時にたいして到着したのは9時半頃。そして駅から見える入場ゲートの前にはとてもとても大勢の人だかり。
少し呆然としながら列の最後尾に並ぶ。もう開場時間を過ぎているのに列がなかなか前に進まない。愛知万博では入場ゲートで金属探知機と手荷物検査がおこなわれている。テロ対策ということなのだろう。ちょうど空港の出発ゲートでのチェックと同じ。違うのは手荷物をいちいち来訪者がチャックやなにやら開けて何が入っているのか見せないといけないところ。空港だったらカバンは閉じたままでX線か何かでチェックしてくれるのに。文句を言っても仕方ないのだけれど、この手荷物検査が入場ゲートの待ち時間を長くしているのは間違いないと思う。結局40分くらいかかってゲートを通過。
前評判の高かった日立グループ館を目指す。整理券は配布済みとのこと。まあそうだろうね。企業パビリオンの中でもトヨタグループ館や日立グループ館などのあるBゾーンの混雑が激しいようだったので、JR東海超伝導リニア館や三菱未来館等があるAゾーンに移動することに。三菱未来館は1時間待ちとのこと。じゃあ並んじゃうか、ということになって列の最後尾につく。三菱未来館は「もしも月がなかったら」というテーマで、月がいかに地球の自然や気候の安定に貢献しているのかをロボットが説明してくれる。月をテーマにはしているけれど、月は1つの例。今の地球がいかに多くの偶然の上に成り立つ奇跡的なかけがえのない存在なのだというメッセージ。

三菱未来館を出るともうお昼。事前調査ではお昼にも日立グループ館の整理券配布があるとのことだったので、もう1度日立グループ館を目指す。すると前日から整理券の配布方法が変わっていて、朝一番に当日分の全ての整理券を配布することになったのだそうだ。ということは今日の整理券は全て終了。どうしても観たければ、夕方5時からであれば事前予約や整理券がなくても並べば観ることができるそうだ。そうも大変そうだなあ・・・。しょうがない。お昼ごはんを食べにいこう。
2005年07月22日
初日の夕食は名古屋コーチン。名古屋の繁華街、栄の一角にある鳥勢というお店でコーチンコースなるメニューを注文。あいにく売れ切れてしまった食材があるとのことでコースメニューが一部変更になると言われたのだけれど、僕らはそうそう名古屋まで来れるわけではないのでそのままコーチンコースをお願いすることにした。
たたき、串焼き、つくね、鍋などをいただく。名古屋コーチンは身が固くて噛むのが大変だけれど、味はすごく濃厚で食べがいがある。噛めば噛むほど味がでる感じ。コーチン鍋は八丁味噌のダシでコーチンが煮てあってすごくおいしかった。顎は疲れたけれど。関東にも名古屋コーチンのおいしいお店があればいってみたくなった。
鳥勢のコーチン鍋

満腹になってホテルに向かう。名古屋駅のコインロッカーに荷物を置いているので地下鉄で一旦、名古屋に戻る。酔っ払っているし、荷物も多いので名古屋駅からはタクシーでホテルに向かう。タクシーの運転手の人が万博に行くのであればタクシーという方法もあると教えてくれる。ホテルから定額なのだそうだ。明日万博にいくためのJRとリニモの往復チケットを購入した後だったので明日タクシーで、ということにはならないのだけれど明後日のこともあるので情報として聞いておく。
ホテルでは、ふみまさ大はしゃぎ。名古屋コーチンだーと言って、夜遅くまで引っ張りまわしてしまった僕が原因なんだけれど。ホテルの冷蔵庫に湯呑みや茶托などを片付けだした。その後僕は酔いも手伝って沈没するように眠りに落ちていったのだけれど、ふみまさは順番待ち用に買ってきていた折り畳みイスを使って電車ごっこを始めたり夜中まで大変だったらしい。
それは冷蔵庫に入れるんじゃありません!

7月22日から24日にかけて父、Honey、ふみまさと一緒に愛知万博にでかけた。初日はお昼過ぎに名古屋に到着。うな富士という鰻のお店を目指す。ここは、ひつまぶしと1日20〜30食限定の肝入りうなぎ丼が有名とのこと。迷ったが肝入りうなぎ丼を注文。鰻丼の中央に肝が大量に乗せてある。こんなに肝とるのは大変だろうなと思う。鰻の甘みと肝の苦味。
中央に山盛りの肝

お昼ごはんの後どうしようかと相談して、名古屋駅まで戻りあおなみ線で1駅、ささしまライブ駅そばのデ・ラ・ファンタジアという施設に出かけた。ここは一応、愛知万博のささしまサテライト会場ということになっている。長久手会場や瀬戸会場のように入場券は要らない。デ・ラ・ファンタジアにはポケモン遊園地ポケパークや恐竜博2005などが開催されていた。
ポケパークをぶらぶら歩く。ポケモンのキャラを使ったライドなどのアトラクション多数。平日の昼間だけれど夏休みということもあってなかなかの賑わい。土日はすごいことになっていそう。2,3歳から乗れるアトラクションが結構ある。2歳未満でも乗れる観覧車とミニ・トレインに乗る。
ポケモン観覧車

その後僕は1人で恐竜博2005へ。恐竜博2005は少し前まで上野でやっていた。いってみたいと思っていたのだけれどいきそびれていて、たまたま訪れたデ・ラ・ファンタジアでみかけて、これは観るしかないと思った。恐竜博2005の最大の呼び物はスーというあだ名のついた化石。ただし、これはティラノサウルスの全身骨格の化石で発見したスーザン・ヘンドリクソンという女性の名前から名づけられた。スーは発見後、所有権争いから裁判になり、裁判所の判断で土地の所有者のものとなり、その後オークションでシカゴのフィールド博物館が約10億円で落札して一躍有名になったそうだ。
今回の展示はスーの化石の複製。それでも迫力があるし、ティラノサウルスは大きい頭と、その頭の大きさとバランスをとるための大きな尻尾とを持っていてもしも転んでしまったら起き上がるのがすごく大変になるから注意深く歩くのが精一杯で、走ることは出来なかっただろうと説明されるとすごく納得する。

スーは最大の呼び物だけれど展示は恐竜の進化が系統立てて説明されていた。恐竜が進化していって鳥になるというもの、進化の分岐で始祖鳥として鳥の直接の祖先になるものと、鳥とほとんど同じように羽をもっているのに絶滅してしまうもの。個として生きている間には勝敗がわからない、種としての運命の分かれ道。そんなことに思いがいく興味深い展示だった。
2005年07月17日
みくちゃんという思わぬ友人と時間を過ごすうちに、ぱん、ぱん、ぱんっという炸裂音。時計を見ると7時。花火の予行演習だろうか、もうすぐ始まるというアナウンスのようなものなのだろう。10分おきくらいに予鈴のように打ち上げられる。
そして花火本番。デジカメは電池が少なくなっていて、花火が始まる前に2,3枚撮影したら電源が入らなくなってしまった。ビデオも持ってきていたのでそれで撮影することに。みくちゃんが撮らせて欲しいというのでビデオカメラは彼女に預けて、僕は肉眼で楽しむことにした。
肝心のふみまさは、昼間に大騒ぎしていたためか花火が始まる頃には眠りかけていた。そして花火をぼうっと眺めているうちに寝てしまう。なんというやつ!それでも大きな炸裂音にぴくぴく体が反応している。そのうち、とうとう寝ていられなくなって半覚醒でぼんやり花火をみてる。びっくりしないのか?恐くないのか?大丈夫らしい。
予行演習の時には何のことかわからず何ともなかったのが、本番では花火のなんたるかがわかって大泣き、というシナリオも考えられるけれど、そこまで心配しだすとキリがない。どんなシナリオだって考えられる。それにここまでやって駄目だったとしてもやれることはやったと思える。実際、目の前のふみまさは花火が見事に広がるのをみて拍手までしてる。
見事な花火に観客から「たまや〜」と掛け声。みくちゃんがhoneyに「たまや〜」と言ってみて、と頼むがhoneyが拒否。「たまや〜、かぎや〜」の掛け声は隅田川花火で使う掛け声で、横浜の花火では使わないのだと説明。みくちゃんは気にしたふうもなく、自分で「たまや〜」と叫んでいた。ちなみに、かぎやは今も続いているが、たまやは江戸時代に火事でなくなってしまったそうだ。
花火も中盤というところで、みくちゃんのおじいさん、おばあさんが片付け始める。もうちょっと観ていたいというみくちゃん。混む前に帰ろうと説得されると素直に言うことをきく。僕らもみくちゃんとさよならをする。素直なさわやかな出会いだった。前の日までの計画では、ふみまさも居ることだし、混む前に帰ろうと相談していたのだけれど、目の前の花火がとても魅力的でHoneyとは暗黙の了解で最後まで観ていくことにした。
花火の魅力をことばにするのは難しい。ぱんっという、いつも想像していたのより少しだけびくっとする破裂音。真っ黒の夜空に広がるひかり。前の花火の煙が残っていると台無し。そうならないように打ち上げの高さを変えているんだということに初めて気付いた。高くて大きなパンっという花火の後には、低いパラパラパラパラパラという花火。なるほど。
にこちゃんマークや、ドラえもん、メガネなどの造形で勝負しているもの、一瞬不発かと思わせておいて、次の瞬間光りだすもの、線香花火のような余韻で楽しませてくれるもの、いろんな種類がある。卵から7,8匹の毛虫かアオムシかわからないけれど、ムシ的なものが生み出されて、ゆらゆら降りてくるという何ともいえない花火もあった。そして、何度か畳み掛けるように打ち上げられる盛り上がりポイントがあり、最後もこの畳み掛けがたの演出でエピローグ。予想していたより楽しめる花火大会だった。帰りの混雑には前回と同じように苦しめられて、ここだけはリベンジならなかったのだけれど。
ここからでも十分花火が見えそうだと聞いて、安心して時間まで待つことにする。小腹が空いてきたので、時間が早めだけれど、買ってきたお弁当を食べる。花火が始まってから食べる予定にしていて、ふみまさが大泣きしてしまったらお弁当を食べる間もなくなるから始まる前に食べようと、honeyの提案。リスクマネジメント。
しばらくするとふみまさがまわりの環境に慣れ初めて、また、狭いレジャーシートのスペースに退屈してぐずり始めたので、散歩に出かける。僕らが座っているすぐ隣のフェンスの向こうのほうに、花火のほうを向けて椅子が何十脚か並べてある。VIP席ということなんだろう。
そういえば、大さん橋は建物の屋上に芝生もあるようなのだけれど、今日は一般には開放していない。屋上にでる通路にはガードマンが立っていた。屋上にもVIP席があるんだろうか。売店でアイスクリームとじゃがりこを買って帰る。ふだんスナック菓子は食べないので、じゃがりこ、という選択肢にHoneyが驚く。おなかが減ってから買いにいくのも大変だと思っただけなんだけど。
ふみまさにも少しおすそ分けしながらアイスクリームを食べていると、おんなのこが1人、僕らのところにやってきた。みくちゃん。小学校3年生だという。ふみまさに話かけてくれる。でも、ひとみしりが解けるまで最低30分かかるふみまさ、みくちゃんの言葉に凍ったように固まっている。おいで!とみくちゃん。彼女にはいもうととおとうとが居るんだそうだ。ふみまさを抱きかかえる。おとなが抱くのと比べたら、そんなに身長差があるわけでもないのに、ちゃんと抱いてる。妹、弟の世話で慣れてるということだろうか。
彼女はおじいさん、おばあさんとやってきていた。おじいさん、おばあさんは僕達のとなりにシートを広げていて、孫が僕らと遊んでいても特に心配する様子もなく悠然とたたずんでいる。自然体でいい感じ。
ふみまさのリアクションがうすいので、みくちゃんは僕らと遊び始める。お互い左手で握手して、じゃんけん。勝ったほうがリズムをとりじゃんけんを続けていく。あいこになったら、直前に勝っていたほうがあいての左の甲をしっぺして引き続きリズムをとる。3回続けてあいこになったら、その前に勝ってリズムを取り続けた人が勝ち。最初はおぼえたてののHoneyがみくちゃんに勝利。じゃあ僕がということになり、僕も勝利。でもこの後、honeyも僕も勝てなくなり連敗。
みくちゃんがぐずり始めたふみまさを連れて散歩に出かけてくれるという。ふみまさに靴を履かせて送り出す。さすがに少し心配なので、Honeyが付いていってくれる。僕はしばし休憩。寝転んですこし眠った。その間、Honeyはみくちゃんと一緒に輪投げで遊んでいたらしい。
思わぬ小さな友人と花火までの時間を過ごすことになったが、おかげで待ち時間が随分と短く感じることができた。
前回は何も調べず、とにかく山下公園を目指したが、今回はネットで他の鑑賞スポットも調べてみる。大さん橋がわりといい、という評判をいくつかみかけたので、今年は大さん橋から眺めることにした。ここは打ち上げの場所から近いので、花火の音に対するふみまさ反応をみるという当初の目的にも一番合致しそうだ。前回は花火が始まる時間に着いていたが今年は3時ごろに現地に到着するように家を出た。朝から並ぶという話も聞くが、これくらいが限度。
大さん橋に3時過ぎに到着する。桟橋の待合所ということになるのだろうか、非常に広い建物の奥にロープで並ぶための列が作ってあり、もう沢山の人が並んでいる。いったいどれくらいの人が並んでるのだろうか。500人?1000人?よくわからないが、とにかくたくさん。最後尾に並ぶ。並んでる人たちはビニールシートを広げてくつろいでいる。これ、けっこう楽ちんかも。建物の中は冷房も効いているし、待っている間であれば雨が降っても大丈夫。座っていても寝ていてもOK。
と思っていると3時半頃、開場ということになり列が動き始める。みんなあわててレジャーシートを片付けていく。花火は7時半からなので、6時半くらいまでここに居させてくれたほうがうれしいのに。列にしたがって進んでいくと、放置されたままのレジャーシートと荷物が2,3残っている。場所取りしていて列を離れているうちに開場になってしまったのだろう。戻ってきたら呆然、というパターンなんだろうなあ。
建物の外に出で桟橋に。もう随分レジャーシートが広げてガムテープでまわりが止めてある。建物の出口をでて左右に桟橋が広がっている。右に行くか、左に行くか。沖側の左を選んだ。出口の近く、少し左に行ったところで、どこがいいかわからないし、このあたりしようとシートを広げる。上を見ると桟橋の建物から屋根が伸びていて雨が降っても大丈夫・・・、いや、屋根が邪魔して花火が見えないかもしれない。もう少し先のほうにいってみよう。
フェンスでもうこれ以上はいけなくなっている一番端のあたりで、ちょうど屋根の切れ目のあたりにシートを広げることにした。ここなら真上にあがらないかぎり、花火が見えなくなることはない。少し気になるのがフェンスの向こうにいる巨大な乗り物。タラップがついている。フェリーか何かに乗り込むためのものだろうか。あれに隠れちゃうのかな?前回、木に隠れて花火が見えなかったことが少しトラウマになっている。
近くの係りの人に花火がどこから打ち上げられるのか聞いてみると、少し離れた浮島を指してあそこからだと教えてもらった。ここからだと、よく見えますよ。ナイス。巨大タラップが視界の端に入ると思うけれど、十分観えそうだ。
まだ、ふみまさが生まれる前にHoneyと2人で山下公園に花火大会を観にいったことがあった。特に場所取りをすることもなく花火が始まる少し前に山下公園に着いたのだけれど、そこはもう人が溢れていて、見渡す限り座って観れそうなところはどこにもない。トイレの壁には立ち見の人が並んでいる。そこをかき分けて、なんとか腰をおろすことができるスペースを発見。
座れたのはよかったのだけれど、この場所、公園の木が邪魔をしてまともには花火がみえない。もちろん全てというわけではなく、打ち上げの高さや微妙な方向によっては見えるのだけれど、低いのはだめ。まわりの歓声で、ああ、きっときれいなんだろうなあと想像するはめになった。帰りも大混雑で会場から離れるのにもひと苦労。家に着いたときにはぐったり。この時、次に花火を観るときには屋形船から優雅に眺めよう、ということになった。
その後、ふみまさ妊娠・出産でそれどころではなかったのだけれど、去年から花火への野望がふたたびもたげていた。屋形船から眺めるのであれば隅田川の花火大会だろう、とうことになりWebでいろいろ調べてみた。そうすると、屋形船は大抵20〜30名で貸切で予約するようになっている。数人程度では受け付けてもらえない。困ったなあと思いながら、もう少し調べてみると何件か乗り合いの船を出しているところがあった。残念ながら乗り合いスタイルのところは屋形船ではなくクルーザー型の船。天井がなくて花火はかえって観やすいと宣伝している。では、さっそく予約と思って連絡すると、どこも満席。花火大会まで数週間になっていたからしかたないかもしれない。
この時はあきらめて、次の年、つまり今年は満を持して早めに連絡して無事予約することができた。そして7月30日の花火本番を待つだけという状況になったのだけれど、1つだけ不安があった。それは、ふみまさ。幼児が花火を恐がって泣き出してしまった、という育児日記をいくつか読んだことがあったからだ。あの大きな音がいけないらしい。ふみまさはこれまで花火大会の経験がない。もし花火を恐がったら、花火を諦めて音がしないところに退散しようにも今回は船の上。乗り合いで他のお客さんもいるし、帰るに帰れない。
それでは予行演習ということで、何年か前のリベンジも兼ねて、横浜開港記念みなと祭 国際花火大会にいってみることにしたというわけ。長い前振りもようやく終わり。本編は次の記事で。
2005年07月16日
今日、ふみまさをベビーカーに乗せて散歩していると、軒先で大きく育っている紫陽花の花が茶色くなり始めていた。いけない、いけない。HiLOGの背景を変えなくちゃ。もう梅雨明けだ。
今回の背景は夏の花、朝顔にしてみた。朝顔と言えば夏休みの成長記録。ただ僕自身は朝顔の成長記録をつけたことはなかったと思う。忘れているだけかな。画像はikoiの素材を使わせていただいた。

トイレトレーニングを始めようとしたその日、ふみまさの反抗期が本格的に始まった。とにかく気に入らないことばかり。朝、保育園にいくために寝巻きから着替えるのを嫌がる。まず脱がせるのに大騒ぎ。ズボンをはかせようとしても首を振りながら大暴れ。そしてTシャツを指差して、これっ!これっ!Tシャツをはくと言い出す。ふと見るとTシャツの袖から足をだしたふみまさをみかけることも。若干投げやりになったHoneyが、しょうがなくはかせたらしい。
トイレトレーニングを始めたことによる心理的な影響も少しはあるのかもしれないが、始めた日の朝、普通にオムツをしている時からなのであまり関係ないと思う。自我が目覚めたタイミングがたまたまトイレトレーニングの開始を計画して日だったということなんだろうか。
ここ数日はオムツやトレーニングパンツをはくのがどうしても嫌のようだ。ちっち、ちっちと言ってズボンとオムツを脱がせてトイレに連れていくともうオムツもパンツもはかなくなる。無理やりはかせようとしようものなら大暴れ。しかたなくそのまま下半身丸はだかにしておくと、おしっこ、じゃー。床に溜まったおしっこを指差して不思議そうに見つめるふみまさ。
トイレトレーニングの途中で、おしっこ、じゃーはよく聞く話だけれど、これはそれとはちょっと違うよなー。それともトイレトレーニングで排泄まわりにセンシティブになっているのかしら。
2005年07月10日
休みの日に掃除機をかけると、後ろからふみまさがモップをもって追いかけてくる。掃除機をかけた後をモップがけしてくるというようだ。こんなのどこで覚えたんだろう。保育園で?どこか別の場所でだろうか。
モップを持って追いかけてくるのはユーモラスというか、思わず微笑んでしまう。モップを取り上げようものなら大泣きになるのはわかっているので気の済むまで掃除の手伝いをしてもらう。大きくなっても手伝ってくれるんだろうね!

2005年07月09日
百貨店などの地下の食料品コーナーでよく見かける、チーズケーキファクトリーのチーズケーキを食べてみた。チーズケーキファクトリーという名前が示すとおり、チーズケーキの専門店。いろんなタイプのチーズケーキを取り扱っている。
スティックタイプ、ニューヨーク・スタイル、チーズスフレ、生チーズを使ったもの・・・。このお店の定番、というものはないみたいだったので「スタッフのお勧め」や「人気No.**」という札がついているのをいくつか選んで食べてみた。
すごくチーズケーキらしいチーズケーキもあれば、これチーズケーキといういうよりチーズだなあと思うのもあって味のほうもバラエティに富んでいる。チーズみたいなタイプは、チーズそのままの味と、スイーツにするための甘さとがうまくいっていると思うケーキと、調和してないと思えるケーキと両方あった。
これだけ種類があるので、誰にとってもおいしいと思えるケーキがみつかる、そういうタイプのお店だと思った。


2005年07月08日
今日は保育園の面談の日。新しい保育園では初めての面談。朝8時半からだったので、Honeyも僕も仕事を半日休んで面談に出席することにした。いつもより少しのんびりできるので、それだけでちょっとうれしいHoneyと僕。
面談は担任の保育士のかたと僕ら2人。3者面談じゃない。そりゃそうか。最初にふみまさの保育園での様子を話してくれる。好き嫌いなくなんでも食べて、おしっこも随分トイレでできるようになったのだそうだ。
家では食事のたびに「あれはいや、これはいや」の大騒ぎ。目の前に食べさしがあるのに、あっちが欲しいと言って泣き叫び、しかたなく新しいのを供しても、むんずと掴んで投げ捨ててしまう。反抗期まっさかり。そんな様子を保育士のかたに伝えると、保育園でも飽きてくると食べ物を投げつけることはあるが、普通に食べているらしい。家の外では猫かぶってるな。
「おうちでそうやって十分甘えることができるので、保育園ではお利口にできるのかもしれないですね」保育士さん、それは殺し文句です。そう言われるともう何も言えません。
おしっこのほうも家では「ちっち、ちっち」と主張するようになったけれど、慌ててズボンとオムツを脱がせてトイレに連れていって、便座の上にこどもようの補助便座を乗せて、さあどうぞと座らせるのだけれど大抵空振りに終わる。Honeyが連れていった時に1度成功しただけ。と言ってもこちらのほうは、僕はまだ全然焦っていないのでのんびり。ところが「保育園では随分できるようになったのでトレーニング・パンツをはかせましょう」とのこと。
僕のほうはまだ心の準備ができてないんだけれど、Honeyのほうは「わかりました。週末買いに行ってきます」モードになってる。まあ、そもそおも僕の心の準備ってなんだ?という話なので、来週からトイレトレーニングが始まることになった。
2005年07月07日
保育園から七夕に飾る短冊が配られる。今年の4月に新しい保育園にいくようになってから朝の戦争状態が激化していることもあって、提出日から2日遅れて七夕の前日にようやく願い事を書いて提出することができた。
七夕の今日、Honeyと一緒にふみまさを保育園に送っていくと笹の枝に短冊が結わえてある。「素直なこどもに育ちますように」とか「元気に成長しますように」と言った健やかな成長を願う短冊が多い中、裏面に「ふみまさ」と名前が書いてある短冊には「はやね はやおき」、「すききらいなく たべる」。ほとんど日頃の愚痴に近い願い事。ちょっとはずかしい。切実なんだけれど・・・。
七夕に使った笹と短冊はお迎えの時に配ってくれた

2005年07月06日
JR品川駅の高輪口をでてすぐのところに麺達七人衆 品達というラーメン屋の集合施設がある。2004年12月オープン。ラーメン博物館に端を発し、最近はいろいろなところにできた食のテーマパークの1つ。ここでラーメンを食べてみることにした。
目指すは一番行列の長い「なんつッ亭」。ここは神奈川県秦野市に本店があるそうだ。2003年度ラーメンオブザイヤーグランプリを受賞した店だという触れ込み。だから長蛇の列なのだろうか。カウンターについてしばらくしてラーメンが運ばれてくる。ここはとんこつスープのお店ということだったので白いスープをイメージしていたら、黒い。秘伝のマー油で黒くなっているのだとか。マー油とは、ニンニクを油で炒めて、ニンニクのうまみ成分を油に染み出させたものだそうだ。

カウンターには、まずチャーシューをスープに浸して、麺をたべ、マー油とスープが十分混ざった頃合を見計らってスープを飲んで・・・と講釈が書いたものが貼り出してある。このセンスはちょっと嫌いだ。本当においしく食べられそうなことが書いてあるんだったらいいんだけれど、このとおりのやりかたで食べてもおいしくなる気がしない。
気を取り直してさっそく食べる。いろんな味が混ざってすべての味が中和されてあまり印象に残らない。多分、このラーメンはマー油が主役なんだと思うのだけれど、このお店が目指している旨味が僕にはよくわからない。
消化不良のまま、もう少し食べられそうだったので、すぐ隣りのひごもんずにも行ってみることにした。ひごもんずも、とんこつラーメンのお店。こちらは白い王道のとんこつスープ。わかりやすい味でおいしい。あまりラーメンには執着していない僕でもひごもんずという店の名前は知っていた。ラーメン本では必ず紹介される有名店だとか。

アーティスティックな味のなんつッ亭と、わかりやすいひごもんず。ひごもんずの安心感は捨てがたいのだけれど、なんつッ亭にももう1度は行ってみたい気がするから不思議だ。それでも合わなかったら、それはまあ相性なのだろう。
2005年07月04日
いやだいやだの絵本に続き、出産祝いにいただいた絵本、知らざあ言って聞かせやしょうを紹介する。これは歌舞伎の白波五人男の一人弁天小僧菊之助が諸肌脱いで言うセリフを絵本にしたもの。
「知らざあ言って聞かせやしょう。浜の真砂と五右衛門が、歌に残せし盗人の、種は尽きねえ七里ケ浜、その白浪の夜働き、以前をいやあ江之島で、年季勤めの児ケ淵、百味講でとらす蒔銭を、当に小皿の一文子、百が二百と賽銭の、くすね銭せえだんだんに、悪事はのぼる上の宮、岩本院で講中の、枕探しも度重なり、お手長講の札付きに、とうとう島を追出され、それから若衆の美人局、ここや彼処の寺島で、小耳に聞いた音羽屋の、似ぬ声色で小ゆすりかたり、名さへ由縁の弁天小僧菊之助たぁ、おれがことだ」
このセリフが迫力のある絵本で紹介されている。おとなもこどもも楽しめる絵本。自己流のなんちゃって歌舞伎風の読み方でふみまさに読んであげている。ふみまさはぽかーん。おとなのほうが楽しんでいる、不思議な絵本。歌舞伎は観たことがないのだけれど、この本を読むと観てみたくなる。そして本物のセリフ回しを聞いてみたい。
編集を手がけた斎藤孝は「知らざあ言って聞かせやしょう」ともコンセプトの近い「声に出して読みたい日本語」の作者で、他にビジネス・パーソン向けの本も多数出版していて僕も何冊か読んだことがある。テレビで偶然観た日テレの世界一受けたい授業の第1回目の放送でも段取り力の授業をしていた。その斎藤孝が関わった本に、出産祝いの絵本でめぐり合うのは少しだけ不思議な気分。斎藤孝の露出度が高いだけかもしれないけれど。
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知らざあ言って聞かせやしょう

著者:河竹 黙阿弥 (著), 飯野 和好 (編集), 斎藤 孝 (編集)
出版社:ほるぷ出版
ISBN:4593560470
出版:2004/7/15
