元湯 環翠楼を後にしてまずは箱根ラリック美術館を目指すことにした。箱根ラリック美術館はアール・ヌーヴォーからアール・デコという美術ムーブメントの両方で活躍したアーティスト、ルネ・ラリックの作品を展示した美術館。妖精・花・昆虫などをあしらった宝飾作品や、香水瓶や花器などのガラス作品、建築装飾などが展示されている。ルネ・ラリックはオリエント急行の装飾をしたことでも有名で、箱根ラリック美術館にはオリエント急行のサロンカーの実物が運び込まれ、サロンカーでお茶とケーキを食べることができる、という。
この日は天候がいまひとつ。朝から曇っていて雨になる予報。屋内で楽しめそうなところという点でもラリック美術館はポイントが高い。オリエント急行でお茶ができるなんて!と思って楽しみに美術館までクルマで向かう。入場してすぐの場所がオリエント急行のコーナー。いってみると1時間あたり20名の予約制で、1時間以上待たないと乗車できないという。もう1つ、実は6歳以下は入ることができない、という制限があった。これじゃふみまさが入れない。オリエント急行の車両の中で装飾を壊されてしまっては困るということなんだろう。残念!だけれどしかたない。リサーチ不足だった。
箱根ラリック美術館のオリエント急行サロンカー

オリエント急行の車両の前で記念撮影し、近くの壁に飾ってあったガラス装飾を眺めて乗車は断念。ふみまさが小学生になったらまた来よう。ここで、オリエント急行のコーナーの入り口にレストランの入り口なんかによくある見本テーブルが置いてあり、中で食べることができるお菓子とカップ、それにオリエント急行の模型がセットしてある。この模型にふみまさが大反応。これが欲しい!と言い出す。確かにブルーと白の車両は格好いいし、精巧につくられている。泣き出すふみまさを抱きかかえて引きずるようにオリエント急行コーナーを離れる。模型が売ってたら買ってあげるんだけれど。
オリエント急行サロンカーの模型

美術館の本館に入る前にお土産物だけの2階建ての建物があり入ってみる。オリエント急行の模型を買おうと聞いてみるが、取り扱っていないとのこと。欲しい人、いると思うんだけれどなあ。版権の問題とかあるんだろうか。木の電車のおもちゃならあるんですけれど・・・それは要らないです。はい。本館までの芝生広場で綺麗な紅葉。箱根エリアは紅葉の見頃に半月ほど早かったがここは綺麗だった。
箱根ラリック美術館の紅葉

ラリック美術館の本館に入って、まずはミュージアムショップに向かう。狙いは同じくオリエント急行の模型。でも、あるのは写真集だけとのこと。これじゃ納得しないよなあと買わずにおいた。しょうがない。自分のものにならないものもあるんだよ。
本館の中をひとまわり。結構広くて1時間くらいはすぐに経つ。Honeyの好きなアルフォンス・ミュシャの版画もかかっている。ラリックはアール・ヌーヴォースタイルを確立に貢献したミュシャとは親交があったのだろう。美術館のなかに休憩コーナーがあり、壁一面大きな窓の向こうには川があり、水草に囲まれた橋が架かっている。モネの睡蓮を模した景色になっているよう。ちょっと面白い趣向。
本館をでて入り口のあたりまで戻る。ふみまさがオリエント急行の模型のほうにいく。実物を眺めても反応しないのに模型に反応するのがちょっと面白い。ふみまさがじっと模型を見つめているのを見かねたのか、スタッフの方がオリエント急行の写真を大きく印刷したものを特別にふみまさにプレゼントしてくれた。こんなことしかできないですけれど・・・と。その気持ちに感謝。あたたかい気持ちでラリック美術館を後にする。
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箱根ラリック美術館
0460-4-2255
神奈川県足柄下郡箱根町仙石原186番1
