[読書] テンダー・ラブ それは愛の最高の表現です
聖路加国際病院の理事長で、90歳を超えて現役医師を続ける日野原重明さんの愛についてのメッセージ、テンダー・ラブを読んだ。
(目次より)
第1章 訣れのときでさえ、人は、愛を交わすことができます。
第2章 愛とは、誰かの心に希望の灯をともすことです。
第3章 恋するハプニングが愛を生み、他人を受け入れることで愛は育ちます。
第4章 誰もみな孤独であってはなりません。だから愛を示しあうのです。
第5章 人はいつも、何と多くの愛を与えられていることでしょう。
年齢を感じさせない論理的な語り口と、こころのひだを優しく包み込む柔らかい視線で、著者が診察した多くの末期患者を中心に愛のエピソードが淡々と綴られている。読むとこころの中のささくれだった部分が癒されていく。例えば、クルマを運転していて他のクルマの乱暴な運転に腹がたちそうになるとき、そんなことでイライラしてどうしようというんだと自分に問いかけるような、そういう影響力をもった本だと思う。
僕が一番印象に残ったのは、著者が最近みたDVDについてのエピソード。「ペイ・フォワード」という映画が紹介されている。社会科の授業で「もし君たちが世界を変えたいと思ったら何をするか」という宿題をだされた少年がよくよく考えた末に「ペイ・フォワード(先に贈る)」というアイデアを考えつく。誰かの善意に感謝する「ペイ・バック」ではなく、「ペイ・フォワード」はまず自分から何かを差し出すというもの。
そんなのなかなかできないよ。でも、できることからやってみようと映画を観る前から思わずにはいられない。機会をみつけてDVDで観てみたいと思う。
最近気持ちが疲れていると感じるかたは読んでみてはいかがだろうか。
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テンダー・ラブ
著者:日野原 重明
出版社:ユーリーグ
ISBN:4946491392
発行:2004/10/5
ペイ・フォワード
監督:ミミ・レダー
出演:ハーレイ・ジョエル・オスメント, ケビン・スペイシー, その他
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