[読書] <女子大生会計士の事件簿>世界一やさしい会計の本です
ワシントンDCに行く飛行機の中で読了した本。実は他にもう1冊読んだ。それについては後日。
タイトルのとおり会計の基本的な考え方をやさしく解説している本。水、木、火、金という概念を使って、資本(水)から資産(木)を用意し、資産(木)を使う活動を費用(火)と捉え、その活動から利益(金)を生み出す、という説明をしている。また、BSやPLの読み方みたいなところから入らず、ある数字を別の数字で割り算してみるとか数字の大きい項目に目をつけるといった基本的な会計センスの身につけ方から入っていて、今までの入門書とは一線を画していると思う。
水、木、火、金の喩えは賛否両論あるだろう。他の会計本で理解できていれば、まあそういう喩えもあるかもしれないねといった感想が一般的だと思う。会計センスとはどういったことなのかを紐解き、そこから入ったアプローチはなるほどと思わせてくれた。
僕はこの本で、りそな銀行や足利銀行で世間を賑わしていた税効果会計/繰延税金資産がなにものか一応理解できた。しかし、繰延税金資産なんて認めるべきではないとおもうなあ。企業会計と税務会計の基準が異なっているのが前提なのだから、法人税額が利益の40%程度になっていないと不自然というのは納得感が低い。利益マイナス、法人税額いっぱいというのが自然な姿だと思う。不良債権の費用処理の基準を欧米並みに緩和するといった対処とセットで議論しないといけないのはそのとおりだろうとは思うけれど。
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<女子大生会計士の事件簿>世界一やさしい会計の本です

著者:山田真哉
出版社:日本実業出版社
ISBN:4534037384
発行:2004/4/8
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