旅行も終盤。今日は午前中ボストンに飛行機で移動。ボストンはあいにくの雨。雨か・・・。実はこの日はMLBの試合を観にいこうと日本でチケットを取っていた。
ボストン・レッドソックスの公式サイトでチケットの予約ができるようになっている。この時レッドソックスは地区首位。チケットは人気で取るのにかなり苦労した。内野席は完売で1時間以上サイトをリロードしてようやく取れたのはライトスタンド、内野と外野の境目あたり。これだけ苦労したのに雨かよ・・・と思いながらとりあえずスタジアムに行ってみる。
レッドソックスのホームグランドはフェンウェイ・パーク。フェンウェイ・パークはMLB最古の球場でライトスタンドとレフトスタンドのフェンスの高さが違うことで有名。ライトスタンドはほとんど人の背の高さと同じくらいなのに対して、レフトスタンドは2階席あたりまである。レフトスタンドの先に道路がありこのような形状にあったそうだ。このレフトスタンドのフェンスは"グリーンモンスター"と呼ばれる。レッドソックスには2001年に野茂と大家の2人が在籍していて中継でアナウンサーが何度も紹介されていたので覚えた。
スタジアムに着いても小雨が続いていたので、ギフトショップでポンチョを購入。本当はスタンドでホットドッグを食べようと思っていたが、雨なのでギフトショップの脇の店で食べてしまう。よし、行こうと気合をいれてスタンドに。ゲームが始まると幸い雨は止んできた。ポンチョを着てるのと格好悪い感じ。ボストンはワシントンDCと比べて随分寒いのでポンチョ着ているほうが暖かいんだけどしかたない。
フェンウェイ・パーク

対戦相手はカンザスシティ・ロイヤルズ。日本球界にデビューしてからパッとしないマック鈴木が以前在籍していた。わりと地味なチーム。レッドソックスのほうはヤンキースのライバルで、元々レッドソックスにいたベーブ・ルースをヤンキースにトレードし、それ以降ベーブ・ルースはヤンキースで大活躍、レッドソックスは一度もワールドシリーズを制することができず、ベーブ・ルースのニックネームをとって「バンビーノ(ルー ス)の呪い」と言われるなど派手なチームなのとは対照的。ちなみにこれもMLB中継で得た知識。
試合は2対2の同点でのロイヤルズの攻撃で、ノーアウト、ランナー1塁の時に内野ゴロ。ダブルプレーだと思った次の瞬間、2塁セーフの判定。リプレイが流れずなんで?訝るスタンド。これでノーアウト1塁2塁になり、そこから4点奪われて2対6。しばらく膠着した後、レッドソックスが2アウト満塁のチャンス。カウント2-3。スタンドは総立ち。ここでバッターが何度も何度もファウルで粘る。その度にスタンドは仕切りなおして集中力を高める。そして2-3から数えても7球目か8球目を・・・凡退。まあこんな時はこういう結末だよねえという雰囲気がスタンドを包む。残念ながらレッドソックスは負けてしまった。
9回の表にロイヤルズの選手が駄目押しのホームランを放ったところで僕らも席を立つ。この場面で席を立つ観客も多い。「You, sit down!」最後まで応援しようぜと半分諦めも入った声音で叫ぶコア・サポータ。観客席には老夫婦二人連れや、親子3代で応援に来てます風の一団など、いろんな世代の人が来ている。「チャッ,チャッ,チャチャチャ Let's go,REDSOX!」とひとりで叫びまくっていたおばあさんもいる。根付き方が違うよなあ。
スタジアムを後に港のほうの繁華街に向かう。夕食はユニオン・オイスター・ハウスというシーフードレストラン。1826年創業の老舗。中は少し博物館風に展示もしてある。店の中に入ると日本人が多い。さすがワシントンDCとは違い観光地だなあと思う。ワシントンDCでは日本人はほとんど見かけなかった。同じ場所で複数組と出会ったのはスミソニアンの航空宇宙博物館くらい。
ここで牡蠣料理を堪能する。生牡蠣と色々な方法で調理された牡蠣の盛合わせを頼む。ケチャップ系の味付けのやつはちょっとはずれかなあと思ったが他はどれもおいしい。アメリカにいる間ビールばかりだったが、ここではワインを頼む。ほろ酔い。ロブスターも頼んだのだが、なかなか出てこない。もう夜9時をまわってさすがに危ない時間になってきているのでキャンセルしてもらう。ウェイトレスも余裕のない感じだった。忘れられていたんだろうと思う。こういう時チップってどうするんだろうと思いながらセント単位の端数だけ切り上げて、伝票にYou are too busy.と書いて出てきた。喧嘩売ってる?
ユニオン・オイスター・ハウス
牡蠣の盛合せ

次の日は1日仕事。夕食はボストンのハードロック・カフェで。ステージでは入れ替わりバンドが演奏している。ABBAのDancing Queenも演奏された。知っている曲だと楽しめる。その次の日、朝早くの飛行機で帰国。
ボストンときたらコメントしておかないとって感じでまた登場です。
レッドソックスの試合は、滞在当時、一度は行っておかないととおもって行ってきました。当時はボストンレッドソックスに野茂がいて、シアトルマリナーズのイチローがきたときに見に行ったんです。といってもチケット取ったわけではなく(というか、買おうと思ったときにはとれなかった)、8イニングくらいに外野席が開放されるので、その後でタダで入ったんだけど、たまたま好ゲームで13回まで引き分けだったので、それほど野球ファンでもなくちょっと話題にというレベルで見に行った私としては十分すぎるくらいに楽しめました。結局その時はレッドソックスは負けちゃったけど。
ユニオン・オイスター・ハウスって、HPによるとファニュエルホールから1ブロック。なんか見覚えあるような気もします。気分悪く退出したのなら、チップは切り上げるくらいで十分だろうとおもいますね。
ところで、ボストンのファニュエルホールあたりなら、9時はもちろん11時くらいでも日本と同じくらい安全な気がします。ボストンの場合、総じて安全な都市なので、ダウンタウンのほうは帰って人が多くて安全。人がすくないあたりがすこし怖いです。危険(だと聞いていた)のはオレンジラインやレッドラインでちょっと離れたところとか、夜のボストンコモン、チャイナタウンのあたり。自分は、上のレッドソックスの試合、一人で見に行って終電がなくなって、12時すぎたころにプルデンシャルセンターの近くの寮まで歩いて帰りました。というような感覚も、滞在後半になってようやくわかってきたことなんだけど。
投稿者: まったに : 2004年05月25日 01:24野茂とイチローとはいいときに試合を観にいけましたね。うらやましい!
ワシントンDCは治安のいいと言われているエリアでも、日が暮れると一気に人通りが少なくなって、すれ違いざまにひやかされたりしたのですが、ボストンは比較的安全なんですね。
